Cpapの治療で糖尿病を予防できる?・・・その①

CPAP

睡眠時無呼吸症候群の合併症は多岐にわたります。Cpapの治療をすることで、睡眠時無呼吸症候群の治療のみならず、合併症のリスクを軽減できるとの報告もなされています。そこで今回は、Cpapと糖尿病との関係を考えてみます。

糖尿病とは?

糖尿病は、ブドウ糖が増え、血糖値が高い状態を示す病気です。その原因として、インスリンが機能しないことがあげられます。インスリンは、血液中に流れる糖を細胞の中に取り込む役割をはたします。

通常、私たちの体は、食べ物を食べると糖を吸収します。ただ、これは食事をしていないときにも起こる現象です。糖というのは、いつも血液の中を流れています。インスリンが作用することによって、糖の量が一定になるようになっています。

インスリンの機能

血液中の糖が一定に保たれることが大切なことはわかりました。その糖をコントロールするインスリンがとても重要なカギを握るのですが、インスリンが機能しなくなる原因には2つの要素が考えられます。

そもそもインスリンとは、膵臓からでるホルモンです。膵臓から分泌されるため、膵臓の働きが悪くなると、インスリンが上手くつくれなくなります。この膵臓の機能不全によって、インスリンの不足が深刻化し、糖が血液中にあふれ血糖値が高くなるのです。

もうひとつは、インスリンの分泌には問題はありませんが、インスリン自体に問題を抱えているケースです。インスリンの分泌が正常に働いていても、そのインスリンが機能しなければ、糖のコントロールをつかさどることができなくなります。

このことによって血糖値の値に異常をきたすのです。

糖尿病の症状は?

糖尿病はインスリンがカギを握るのですが、症状についてはつかみにくい点があります。体の痛みなどがあればわかりやすいものです。しかし、そのようなはっきりした自覚症状
はみられません。

これはあくまで初期の段階での話です。早期の場合、とても症状がつかみづらいのですが、いくつかポイントがあります。まずは「のどが渇く」ことです。やたらのどが渇くため、水を飲む量が増えてきます。のどが渇くことが続くようでしたら、一つの症状かもしれません。ただ、季節が暑くなり、夏場には誰でも毎日、のどが渇くので、糖尿病による症状と区別が付きにくい点はありそうです。しかしながら、いつもののどの渇きと違うと感じたら、一度、病院の受診をお勧めします。

ひん尿も症状にあらわれます。尿の回数が増えてきたら、要注意かもしれません。歳を重ねればひん尿傾向がでるものですが、糖尿病でも尿の回数が増えてくるので気をつけておきたいものです。

さらに、だるいなどの症状も出てきます。疲れと表現してもいいですが、だるさがサインになることもあるから気をつけましょう。疲れがなかなかとれない、また続くようなら異変と捉えるべきではないでしょうか。

これらの症状は血糖値が高くなればあらわれてくるサインです。だから、このサインを甘くみない方がいいでしょう。当然、症状はさらに進みます。意識障害などがあらわれれば、病状はかなり進行していることになります。

意識障害などが出れば、自格症状として認識できるはずです。ただ、この段階では病状は進行していると思われますので、一刻もはやく病院での検査が必要になります。早期発見するためには、初期症状の段階で発見することが何よりも大切になるでしょう。

糖尿病の種類

糖尿病は大きくわけて2つのタイプにわけることができます。1型糖尿病と2型糖尿病の2つのタイプです。

1型糖尿病は、膵臓でまったくインスリンがつくられなくなります。このため血糖値が高くなる状態が続きます。インスリンがつくられないので、インスリンの注射が欠かせなくなります。1型は、糖尿病の患者のうち極めて少ないタイプですが、若い患者ではこの1型が多くなっています。

症状が急激に出るのは、1型糖尿病の特徴です。この1型の発症原因としては、はっきりしたことはわかっていませんが、遺伝的な体質が指摘されています。また、膵臓に問題があるため、インスリンがつくられなくなるなどの原因説がいわれています。

2型糖尿病は、1型と違ってインスリンはつくられるのですが、その量が少ないために血糖値が高くなってしまいます。また、インスリンが分泌されていても、その機能が上手く働かないことも血糖値上昇の要因になっています。発症年齢は、中高年以降に多くみられます。原因として考えられるのは遺伝や肥満などです。

1型糖尿病と2型糖尿病の違いを理解したうえで、糖尿病の症状と原因を確認しておきましょう。(次に続く)

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