CPAPの購入は医療費控除として認められるのか?

CPAP

何かと費用がかかる睡眠時無呼吸症候群の治療に使用されるCPAP。

これから購入するかどうかお考えの方にとって、
どれだけの費用が必要になってくるか気になるところ。

最近では、輸入代行業者などを利用して購入することで安く入手ができますが、
気になるのがCPAPの購入に医療費控除が認められるかです。

CPAPは医療機器だから購入に医療費控除は認められるに決まっている!
と何の根拠もなく断言される方がたまにいますが、
本当に医療費控除として認められるのでしょうか。

もし、医療費を控除できたとしても、その事実を知らずに購入すれば、
領収書を捨ててしまい、医療費控除を受けられないなんてことになりかねません。

後で気づいても手遅れなので、そのような状況に陥らないためにも、
ここで事前に勉強して、少しでも医療費の負担を減らすように心がけましょう。

そもそも医療費控除とはどういうものなの?

おそらく、医療費控除を説明してみてと言われても、
あまりよく知らないという方が多いんじゃないでしょうか。

なので、まずは医療費控除について簡単に説明しておきます。

何も難しいことではありません。

医療費控除は、所得からあなたやあなたの家族が使った医療費の一部分が差し引かれ、
還付金が受けられたり、税金を抑えられることを言います。

ただ、医療費控除として認められる条件は、
その年に使った医療費の総額が10万円以上の場合です。

ちなみに、治療に使用されるCPAPの購入は医療費控除として認められます。

この“治療に使用する”というのが医療費控除となるポイントなのです。

医療費控除と認められるために確定申告で必要な書類とは?

しかし、CPAPの購入が医療費控除として認められるには、
ある準備を行わないと認められません。

それは、確定申告の際に提出する書類の準備です。

準備する書類は、

「購入したことがわかる金額が記載された書類」
「CPAPが睡眠時無呼吸症候群の治療に欠かせない理由が記載された書類」

といった2つです。

ひょっとしたら、初めて知ったという方もいると思います。

このことを知らずに確定申告を行ったら、かなり損をすることになります。

もし、知らなかったという方は、今から説明する2つの書類を準備して、
確定申告を行う際に添付して提出するようにしましょう。

購入したことがわかる金額が記載された書類

この書類は、要するにCPAPを購入する際にもらう領収書のことです。

いくらで購入したかがわかる金額が記載されている書類が必要なので、
この領収書を税務署に提出するといいかと思います。

過去に、何人かCPAP購入者にお話を聞いたことがあるのですが、
中には、クレジットカードのご利用明細書も提出したという方もいました。

なので、領収書やクレジットカードのご利用明細書などは、
なくさないようにきちんと大切に保管しておきましょう。

CPAPが睡眠時無呼吸症候群の治療に欠かせない理由が記載された書類

CPAPの購入で医療費控除を認めてもらうのに必要な
もう一つの書類が、医師の診断書です。

当然ではありますが、医療機器を購入する場合には、
医師からの許可を得なければなりません。

勝手に医療機器を入手して事故を起こしたら大変ですからね。

きちんとした医師のお墨付きと言える診断書が必要になるというわけなのです。

この診断書には、あなたが「睡眠時無呼吸症候群である」ことと、
CPAPが治療のために必要である」と医師に書いてもらわなければなりません。

この「睡眠時無呼吸症候群である」ことと、「CPAPが治療のために必要である」の
2つのポイントをどちらもきちんと書いてある必要があります。

ないとは思いますが、医師も人間なので100%書き忘れがないとは言えないので、
病院で受け取る際には、必ず記載されているか確認しましょう。

診断書と領収書があれば医療費控除と認められます

このように、CPAPの購入は医療費控除として認められることがわかりました。

これで、還付金を受けたり、税金を節約することができるので、
睡眠時無呼吸症候群の治療のための費用をかなり抑えることができます。

ただし、医療費控除となるにはいくつかの条件があるので、
その条件を満たしていないと、控除が認められないので注意が必要です。

それでは、最後にもう一度重要なポイントをまとめておきます。

忘れないようにしっかりとチェックしてから確定申告の準備を行いましょう。

【CPAPの購入が医療費控除として認められる条件】

①購入金額が記載された領収書やクレジットカードのご利用明細書など書類の提出

②睡眠時無呼吸症候群であることとCPAPが治療に必要と記載された診断書の提出

この2つの条件を満たしていれば、CPAPの購入を医療費控除にできます。

「cpap」を購入する場合…保険は適用される?

cpap機器の購入をお考えの方は多いようですが、実際に購入しようと考えて調べてみるとわからないことも出てくるのではないでしょうか?cpap機器は海外から個人輸入もしくは輸入代行業者を通して購入する方が一般的です。様々な疑問があると思いますが、その中でも今回は「cpap機器の購入時に保険は適用されるのか?」についてお話ししていきます。

結論からいいますと…健康保険でのcpap機器の購入は残念ながら認められていません。自費購入となります。
しかし、cpap機器の購入で時間や診察の手間から解放されますし、最終的な費用負担も軽減されるようになるでしょう。cpap機器の機種も年々豊富になっており、種類によっては低価格で手に入れることのできるものもあります。
また、cpap機器専門の代行業者に頼むことで保証期間の延長やメンテナンスなどのアフターサービスなどを受けられるところもあります。まずはいろんな機器を試してみたいという方はレンタルを利用してみるのがいいでしょう。

自分にピッタリ合ったcpap機器を選ぶことが安らかな睡眠への第一歩です!

「cpap」機器と併用することで効果アップできるポイント

せっかくcpap機器を購入したのなら、その効果を最大限に感じたいですよね!そこで、今回は併用することで効果アップできるポイントについてもお話ししていきますので参考にしてください。

実は、cpap機器での治療以外にも生活習慣の見直し&改善により症状が軽減される可能性があります。具体的には…

体重の減量
体重の増加・肥満が原因で発症や悪化する方がいますので、肥満が気になる方は体重の減量を心がけてみましょう。

酒・睡眠薬・タバコを控えること
眠る前に飲む酒・睡眠薬は、睡眠中の身体の筋肉を弛緩させる働きがあります。そのせいで咽頭の筋肉を緩め、気道の閉塞が起こりやすくなってしまいます。
喫煙することで気道の粘膜を刺激してしまい、腫れが起こるといびきの原因や無呼吸を悪化させます。

寝る時の態勢の見直し
仰向き寝だと舌・軟口蓋が重力でのどの奥の方へ落ち込みます。そうなると気道が狭くなってしまい、いびき・無呼吸の原因になる可能性があります。もし、仰向けでそのようになっている場合は、横向き寝・うつぶせ寝が効果を発揮することがあります。

など、生活習慣の見直し&改善を行っていきましょう。
cpap機器を使用することで、一定圧を加えた空気を鼻から送り込み、上気道の閉塞を取り除き、睡眠中の気道を確保できます。これはとても効果的な治療法で、睡眠時無呼吸症候群に悩むほぼすべての方に対して効果を発揮してくれる治療の第一選択です。

購入をお考えの方は、医師の診断書など事前に必要なモノをきちんと用意してから購入に踏み切りましょう!

「cpap」機器を使用した時に多いQ&Aの一部も紹介!

cpap機器での治療は長く継続して行う必要があります。しかし、実際にやってみると違和感を感じたり合わなかったりと悩んでいる方もいらっしゃるようです。その中でも特に多いQ&Aの一部を紹介しておきますので参考にしてください。

Q.睡眠時に着用するマスクの違和感が強く寝ずらいです。どうすれば気になりませんか?
A.初めてマスクを着用した時に感じる違和感は大きいでしょう。慣れるためには時間が必要です。マスクにもいくつか種類がありますので、その種類の中から自分にあったものを探した上で選び購入しましょう。マスクの着用がきつい場合、炎症を起こすことがありますので注意してください。逆に緩すぎると空気漏れが多くなり効果を実感できなくなります。初めのフィッティング調整がとても重要です!

Q.圧力の違和感が気になって眠れません。
A.こちらも慣れるのに時間が必要です。自分に合った最適な圧力に設定して使いましょう。それでも違和感が気になって眠れないという方は、眠り始めは低い圧力で開始し、眠ってから徐々に圧力を上げてくれ設定圧に達するという、便利な機能の備わったcpap機器を試すのがおすすめです。

Q.寝ている時に鼻・口が乾いてしまうので対策はないですか?
cpap機器に乾燥しないための加湿器を取り付けられます。これで乾燥・鼻づまりを防ぎ、安眠できるでしょう。

Q. cpap機器での治療はどのくらいの期間続ければいいですか?
A.睡眠時無呼吸の原因はひとりひとり違います。ですから治療期間もひとりひとり違ってきます。cpap機器を長期間使用し続けなくてはいけない方や、改善して卒業される方もいます。症状が軽くなりcpap機器を使うほどではなくなれば、マウスピースに移行する方もいます。どのくらいの期間で治療を卒業できるかは、専門の医師の判断が必要なので、自己判断で決めつけるのはやめましょう。

「cpap」は購入とレンタルどっちがいいの?

「cpap療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法」は、閉塞性睡眠時無呼吸の症状に悩む方に効果的な治療としてひろまっています。具体的な治療方法を説明すると、寝ている間に無呼吸防止のために気道にcpap機器で空気を送り続けて気道を開存させておくというものなのですが、これだけ聞くと寝づらそうな印象ですよね。でも、あなたに合った適切な設定のcpap機器を使い、マスクを正しく装着できていれば違和感なく安眠できます。

cpap機器を使用するためには、購入もしくはレンタルしなくてはいけません。一般的に多いのはレンタルなのですが、最近では個人で所有している方も増えています。

レンタルについて

cpap機器をレンタルする場合は、保険診療下で貸与されます。日本の医療保険制度では、診察を受けている医療機関からレンタルして使用していきます。
レンタルの場合は月1回の診療が必要になりますが、cpap機器の保守管理・マスクやエアチューブなど必要な消耗品の供給を医療機関もしくは在宅医療会社が対応してくれます。機器の取り扱い説明もわかりやすくしてくれますし相談にものってくれますので、自分に合ったcpap機器を見つけやすいでしょう。
初期費用も安くすむので、始めやすいのではないでしょうか?
中には、睡眠のスペシャリストと呼ばれる「RPSGT(米国睡眠検査認定睡眠技師)」が在籍している会社もあるので、装置の取り扱いをはじめ睡眠に関する相談も信頼してできます。治療へのサポートが万全のレンタル業者を選びましょう。

購入について

cpap機器を購入する場合は、毎月の診察料やレンタル費用が必要なくなります。毎月約5千円程度の診察料が発生するので、診察料だけでも1年間で約6万円(健康保険適用の場合)となります。さらにそれにレンタル料がプラスされるというわけですね。…1回の費用は購入費用より安いのでレンタルに走りがちですが、こうまとめてみれば結構な費用ですよね。ちなみに健康保険が使えない場合はさらに費用がかさみます。使用する期間が長くなってもかさみますね。
また、レンタルだとあまり選択枝が無いcpap機器ですが、購入するのなら自分の好みに合った機種を探して選べます。ちなみに、日本の代理店と契約しているメーカーのcpap機器は個人輸入できないということなので注意してくださいね。

「cpap」治療が必要かもしれない人の特徴

こんな症状に身に覚えがある方は、一度受診してみると安心して眠ることができます。

【睡眠中】
・いびきがうるさいもしくはうるさいと言われる
・突然いびきが止まり少しして再び始まることがあり、その時に大きく呼吸している
・睡眠中に呼吸が止まったりむせることがある
・ぐっすり眠りたいのに何度も目が覚めてしまう
・お手洗いに頻繁に起きる
・寝汗をよくかく

【目覚めた時】
・寝起きは口が乾いている
・しっかり寝たはずなのに熟睡した感覚がない
・毎朝スッキリ目覚められない、体がだるく重く感じる

【日中の活動中】
・毎日強い眠気を感じてツライ
・いくら寝ても身体に倦怠感やだるさを感じる
・仕事などに集中できない
・疲労感が解消されなくて困っている

「cpap」機器のレンタル・購入例を紹介!

ここからは、cpap機器のレンタル・購入について例を見ていきましょう!悩んでいる方の参考になれば幸いです。
※某クリニックの料金を参考にしております※
cpap機器世界シェアの上位に入っている世界を代表する医療機器メーカー「DEVILBISS HEALTH社」のAUTO ADJUST型cpap機器「intelliPAP」のレンタル・購入費用についてです。
閉塞性無呼吸はもちろん、低呼吸・いびきを感知することで自動で空気圧を上昇、また呼吸に合わせて呼気時の圧を下げて自然に呼吸しやすくしていきます。とても使いやすいcpap機器です。気になる費用ですが…

では気になるcpap機器のレンタル・購入費用についてですが、まずcpap治療に必要な費用が自己負担3割の場合は月額4,730円となっています。
続いて、自分に合っているかどうかをきちんと確かめるための1週間のお試し利用が11,800円(税別)で利用可能です。この金額の中には、使用法のレクチャー料金、消耗品であるマスク・チューブなどのレンタル代まで含まれています。
cpap機器のレンタル費用については、月額11,800円(税別)となっており、さらに初回のみマスク代7,400円(税別)が必要になってきますので注意してくださいね。

一方でこのレンタルcpap機器を新品で購入するとなると費用は242,000円(税別)ほど必要になってきます。今回参考にさせていただいたところでは、クレジットカード払いをすることで分割が可能なので一括でない分、無理なく購入することはできるでしょう。

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