CPAPの治療費はどのくらいかかるの?

CPAP

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療方法の中で最も利用されているCPAP。
SASの症状が改善される、つまり痩せるまではCPAPを使い続けないといけません。
ずっとCPAPをレンタルする場合、治療費はどのくらいになるのでしょうか?

この記事ではCPAPの治療費などについてご説明します。

病院でのCPAPのレンタル治療にかかる費用はどのくらい?

CPAPの費用の計算の前に、SASが診断されるまでにかかる費用を概算します。
なお、医療費の負担は3割負担という前提で計算していきます。

結論からいうと、SASの診断を受けるまでに20,000円ぐらい、病院でのCPAPのレンタル治療が一月ごとに5,000円かかると考えてもらえればいいと思います。
詳しい費用の内訳については以下をお読みください。

①外来でのSASの簡易検査

まず、SASである可能性があるかが簡易検査によって確認されます。
検査内容は病院によって異なりますが、睡眠時のいびきや無呼吸を専門に取り扱っているあるクリニックの料金を調べたところ、レントゲンや肺機能の検査、心電図検査を実施した場合は3,100円ぐらいかかるそうです。
患者さんの状態によって、他にも内視鏡検査や血液検査が行われるため、もう少し検査費用がかかることもあります。
なお、パルスオキシメトリーなどを使って自宅にて簡易睡眠検査を行う場合は追加でさらに3,000円かかります。

②SASの精密検査

外来での簡易検査でSASの疑いがあることが分かった場合、一泊入院して終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査を受けることになります。
入院して検査を受けるというと、人間ドックみたいに物々しいものを想像される人もいるでしょう。
しかし、痛みを伴う検査ではありません。
ですので、安心してください。

ただし、PSG検査では呼吸や脳波、心電図、鼻や口の空気の流れ、眠っているときの姿勢などの色々なものが測定されます。
そのため、検査費用は16,600円ぐらいと高いです。

③外来でのCPAPのレンタル治療費

病院でのCPAPのレンタル治療を受ける場合、月に1回外来診療を受けに行かなくてはいけません。
外来では「最近の調子」や「CPAPを使っていて困ったことはないか」などを聞かれます。
でも、それだけの外来診療ですが、1回につき約5,000円かかります。

CPAPを買った場合はいくらかかるの?

CPAPをレンタルする場合は、毎月5,000円ぐらいかかるというお話をしました。
では、CPAPを購入した場合はどのくらいかかるのでしょうか。
一口にCPAPといっても色々な機種があります。
ここではCPAP lifeで紹介されているものの中で一番安い機種と一番新しい機種を例にとって説明します。

最安機種:XTフィット

CPAP lifeで一番安いのはXTフィットというタイプの機種です。
空気圧の設定を変えることができないというのが欠点ですが、大きさは横幅14.5cm×奥行13cm×高さ10cmと大きすぎず、使いやすい機種です。
お値段は99,800円。
100,000円を切るというXTフィットは、少しでも治療費用を安く抑えたいという人にとってはとても魅力的だと思います。

なお、最安のXTフィットに空気圧の減圧機能を加えた機種(XTオート)もあります。
XTオートのお値段は118,000円です。
「空気圧が合わなくてお腹が張ってしまう…」、「耳が痛い」などといった空気圧関連の悩みはCPAPを使う上でよく聞きます。
XTフィットよりも少しお値段はかかりますが、「できるだけ値段を抑えつつも高い機能も欲しい」という方には、XTオートをお勧めします。

最新機種:ドリームステーション

2019年2月時点での最新機種はドリームステーションというタイプです。
空気圧のオート調整機能はもちろん備わっています。
また、過去3日間の睡眠状況が記録されるため、自分の睡眠中の呼吸が改善されたかといったチェックもできます。

本来ならドリームステーションのお値段は400,000円ぐらいします。
でも、CPAP lifeなら何と、149,800円で購入できます。
高いのは高いですが、CPAPで自分の睡眠状況が改善できているかを確認できるのは安心できますよね。

病院でのCPAPレンタルと自費でのCPAP購入はどっちがお得?

病院でのCPAPのレンタル治療は、月1回の外来費で5,000円かかります。
CPAPを使わなくても睡眠時に無呼吸に陥らないぐらい痩せない限り、SASの治療は続きます。
そのため、CPAPの治療はある程度長期戦を見ていたほうがいいです。

一番安いXTフィットが99,800円です。
20か月(1年8か月)病院に通い続けると考えれば、CPAPを病院でレンタルするのと自費でCPAPを購入するのとでは大差はありません。
たった数分の診察のために毎月病院が開いている時間に仕事を休む都合をつけないといけないのは大変なことだと思います。
特に働いている人の場合は、CPAPを自費で購入したほうが楽かもしれません。

まとめ

SASと診断を受けるまでに20,000円ぐらい、病院でCPAPをレンタル治療するのに毎月5,000円かかります。
CPAP lifeでなら100,000円ぐらいでCPAPを購入できることや、CPAPの治療は長期戦になることが多いことを踏まえると、病院でのレンタルよりも自費購入でCPAPを使ったほうが楽かもしれません。

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