CPAPに副作用はあるの?不快な症状が出たらどうしたらいい?

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療方法の中で治療効果が一番高いと評判なCPAP。でも、「副作用が本当に全くないのか?」と心配になりますよね。この記事ではCPAPに副作用があるのかといったことや、CPAPを使っていて感じる不快な症状の原因についてご説明します。

CPAPに副作用はない!

 一言でいうと、CPAP治療法とは鼻から直接圧をかけた酸素を送り込むことで空気を体内に取り込ませる治療方法です。体の中に酸素を入れるだけですので、CPAPに副作用はありません。
 ただ、「CPAPを使い始めてから眠りにくくなった」、「CPAPを使うと腰痛がする」といったように、使い始めは不快な症状を感じることがあるかもしれません。でもそれは多くの場合、CPAP治療が自分に合っていないことによる副作用ではありません。ちょっとした工夫で改善されることが多いです。そのため、過度に心配し過ぎる必要はありません。

CPAPを使っていて不快に感じる症状

 CPAPの使い始めには、以下のような症状を不快に感じることがあるといわれています。
・CPAPを使っていると眠りにくい
 ・起きた時に腰が痛い
 ・おならが沢山出てしまう、お腹が張っている
 ・起きた時に目や口が乾燥して痛い
 ・マスク痕が赤くついてしまった、皮膚がかぶれた
 ・耳鳴りがする、耳が痛い
 それぞれの症状が何で生じるのかといったことや、どうすれば改善されるかを簡単に説明します。ただし、細かい調整や具体的な対応は主治医の先生と必ず相談しましょう。

CPAPを使っていると眠りにくい

 一見すると、CPAPは酸素を送りつけるマスクを取り付けるだけです。そのため、耳鼻科のネブライザー(細かい霧状の薬を鼻や口から吸入するマスク)をイメージする人もいるかもしれません。でも、CPAPは「常に圧力をかけて」酸素を送り込む機械です。そのため実際にCPAPを使うと、息を吐いている間もずっと酸素を送り込まれることに戸惑ってしまう人もいるでしょう。
CPAPには空気を送り込んでくるタイミングを調整する機能が付いています。この機能を使い、あなたがしっかり寝た後で空気を送り込むように設定すると、眠りやすくなると思います。

起きた時に腰が痛い

 CPAP自体は体を固定する装置ではありません。でも、装置の使いはじめのうちは、「寝返りして機械を落としたらどうしよう…」と心配してしまうこともあるでしょう。その結果、体が緊張した状態で寝てしまい、寝返りがうちづらくなってしまいます。そうすると、翌朝起きたときに体がこわばっているので、腰が痛く感じてしまうのです。
 これについては、慣れとしかいいようがありません。あるいは、最初に仰向けではなく横向きに眠ると改善されたという人もいるようです。是非試してみてください。

おならが沢山出てしまう、お腹が張っている

 おならが出てしまったり、お腹が張る感じがする原因は、CPAPから送り込まれている酸素をつい飲み込んでしまっていることが原因のことが多いです。
 おならやお腹が張ることについては、CPAPから送り込まれる空気の圧力を調整することで改善することが多いといわれています。

起きた時に目や口が乾燥して痛い

 CPAPのマスクがちゃんとフィットしていないと、圧力のかかった酸素が目や口にまで流れ出てしまいます。その結果、朝起きたときに目や口が乾燥して痛いといった不快な症状が出ます。もちろん、体内に供給されるはずの酸素が外に漏れだしているので、CPAPの治療効果も十分には発揮されていません。
このような場合、主治医の先生にマスクのフィッティングについて相談してみましょう。

マスク痕が赤くついてしまった、皮膚がかぶれた

 マスク痕がついてしまう原因として、マスクを強く締めすぎていることが挙げられます。あるいは、マスクが顔の形に合っていないのかもしれません。これらのような場合も、主治医の先生にマスクのフィッティングについて相談してみるのが一番です。
 ただ、あまりにもマスク痕が赤くなっていたり、皮膚がかぶれるようだと、マスクの素材が肌に合っていない可能性も考えられます。皮膚は軟膏を使えばキレイに治ります。でも、自分の肌に合わないマスクをずっと使い続けるわけにはいきません。そのため、主治医の先生とお話をしてマスク自体を交換してもらうのがいいでしょう。

耳鳴りがする、耳が痛い

 耳と鼻はつながっています。CPAPから鼻に送られてきた空気が耳を通して出てしまうことで、耳鳴りがしたり、耳が痛いといった不快な症状に結びついてしまうのです。CPAPから送られてくる酸素の圧を変えることで、このような不快な症状が改善することもあります。

まとめ

 CPAP治療自体には副作用はないといっても過言ではありません。しかし、CPAPを使い始めのうちは不快な症状で悩むこともあるでしょう。でも多くの場合は、ちょっとした工夫で改善されることが多いです。あまり心配しなくても大丈夫です。主治医の先生に相談して、すぐに不快な症状から解放されましょう。

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